事例1:自動車ディーラーの場合
<社員数:100名 本社:神奈川県 営業拠点:7ヶ所>
『仕事のできるショールームレディーをつくる』

PART1  行動着眼点の作成

17名のショールームレディを全員招集して研修会を実施。
コンピテンシーについて学ばせながら、実際にショールームレディに必要な行動着眼点をみんなで考案していく。

STEP1
コンピテンシーとは何かを参加者が知る!!

STEP2
ショールームレディーに相応しいコンピテンシーを75項目の中から10項目をピックアップさせる。
STEP3
グループ毎に選んだ10項目のコンピテンシーを8項目に絞り込む。
今回8項目に絞り込まれたコンピテンシー
顧客拡大力
親密性
計画性
自己啓発
誠実さ
思いやり
冷静さ
徹底性
STEP4
8項目のコンピテンシーのそれぞれの具体的な行動着眼点を考える。

上記のような流れによって、コンピテンシーを学び、自ら今後の仕事への取り組む方法に行動着眼点を用いて方向性を見出せることに成功した。そしてこれは「仕事のできる」ショールームレディを早くつくりだす事とともに彼女達のノウハウの共有化を図ることにもなった。
しかし、いくら真剣に取り組み、作成した行動基準であってもその活用を持続させ続けなくては意味がない。PART2ではその問題改善のひとつの取り組みとして「360°アンケート(評価)」を実施することになる。そして、この取り組みによりこの企業の業績は大きな変化を生み出すこととなった。


PART2  360°アンケートの実施

研修実施後1ヶ月を経過すると、みんなで苦労して作成した行動基準もなれとともに緩みが出てきた。そこで再び「気付き」を生み出させるためにアンケートを用いた第二の行動を起こした。

STEP5

360°アンケート(評価)を実施する。
行動基準を守りきれない彼女達にとってフィードバックされた調査結果は大変ショックな内容であった(他人の評価は思っていた以上に厳しい)。


STEP6
ショックを受けた彼女達のとった行動は自主的に改善活動を実施し行動基準をみんなで徹底させる事だった。
STEP7
社長自身も今回のアンケートにて得た「気付き」をもとに組織に対し、新たな一手を打ちきっかけができた(⇒行動改善の為の予算処置)。
STEP8
彼女達の見違えるような行動力や社長自身の取り組みは、営業マンや整備士にも好印象を与える事となる。こういった他の職種でも、コンピテンシーを活用した研修会の実施を希望する声が高まる事となった。
STEP9
業績は急拡大を始める。

このようにコンピテンシー活用を発端に、会社全体が「仕事のできる○○」へと生まれ変わったのである。

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